関東大学ラグビー対抗戦明治対慶応2017

昨年、ほぼ30年ぶりに大学ラグビー(明治大学対帝京大学)を観戦したのに続き、今回は生まれて初めて慶応大学戦を観戦した。秋雨前線の影響で試合開始前から小雨が降っていたため、贅沢にも屋根付きのメインスタンドS席の最上段での観戦である。紫明クラブ会員でもある明治大学先輩のMさんから、今年の明治大学は久しぶりに期待が持て、帝京大学にも勝つつもりでいるとのことだったので、慶応大学に勝つことはまず間違いないと安心しての観戦であった。

ところが、マイボールスクラムからのワンチャンスを生かして先制トライ(ゴール)をあげたまでは良かったが、試合は終始慶応ペースである。なかなかボールを確保できず、結局3トライ(3ゴール)を奪われ、前半を7対21で終了、先の筑波大学戦では、後半大量得点を奪ったので、真の実力は後半に現れるはずと信じてはいたが、厳しい展開である。

勝つためには少なくとも3トライ以上あげることが必要な状況の中で後半開始。最初に得点を奪われると厳しい、攻めろ、攻めるんだとの思いが通じたのか、後半はボールを支配できている、攻撃にリズムがある。立て続けに2トライ(2ゴール)をあげ、同点となった。やった、一安心、これで勝てると皆が思ったであろう。

ところが、その直後の慶応のキックオフを明治ディフェンスがお見合いし、ボールが直接地面に落下、慶応にボールを奪われ、その後の一連の攻撃でトライ(ゴール)を許し7点差となってしまった。何をやっているんだ!!観客席に落胆が走る。

7点差のため、展開して角へのトライでは、トライ後のゴールが不確実で駄目だ、ゴール中央へのトライが必要な明治、攻める明治、守る慶応、白熱の終盤戦である。刻々と試合終了時刻が迫る中、残り2分でついに明治大学の攻撃が、慶応大学のディフェンスを破り、ゴール中央やや左にトライ!!  やった、これで同点だ、誰しもそれを疑わない場所へのトライである。

固唾を飲んで最後のゴールキックを見守る観客。何となく、いやな雰囲気が醸し出される。早稲田や慶応なら絶対に外さないキックも、詰めの甘い明治なら、もしかすると外すかも、そんな不安な雰囲気が球場を覆っている。

キッカーが動いた、蹴った、・・・・・・外した・・・・やっぱり・・・・。

落胆の色を隠せない明治大学ファン。結局26対28で破れたり、明治大学。明治大学らしいとも言えるこの敗戦を、次の帝京戦に生かしてほしい。くじけるな明治、頑張れ明治!

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