本日は9時前に到着。ちょうど数名のお客様が引き払った後で、お店にはTさんのみである。そのTさんはこれから浅●橋へ出かけるとのことで、お土産の寿司折りを頼んでいるところであった。寿司折りを持参して往訪する場所があるとはすばらしい。競馬が的中し懐も温かく、その去って行く後ろ姿も喜びがあふれている・・・。
さて、後はひとりの時間である。
目の前の保冷ケースの中に、玉子焼きがある。そういえば、先週来たとき、その週末に予約が入っている団体に玉子焼きを出すため、マスターが久しぶりに自分で玉子を焼く練習をしていたのを思い出した。
マスター!久しぶりの玉子焼きはうまくいきましたか?
ええ!皆旨い旨いといって、残してましたよ!
と、シングルヒット級のジョーク。その後は、ヒットを打たれないように、なるべくマスターと目を会わせないようにしつつ、静かにウィスキーとお刺身をいただき、最後にそのお客様が残して帰った玉子焼きをいただくこととした。
確かに思わず残してしまうぐらい美味しい玉子焼きである。これだから、寿司竜通いはやめられないなぁ。