2019年初の往訪である。本来はもう少し早く往訪予定であったが、年始早々「ヒアリ」に刺されたような状況になり、あやうく死にかけたところからようやく復帰しての往訪である。
ホワイトボードのメニュー文字が書き直され、正面戸棚扉の張り紙も剥がされて新年らしいすっきりとした店内には、二人連れのお客様が数組で、ほどよい落ち着き具合である。
♠(マスター):お正月はどのように過ごされたのですか?
♥(私):今年は母校M大学の箱根駅伝の応援で、スタート地点の大手町に行きましたよ。
♠ほう・・ゴールではなくスタート地点ですか・・・。そういえば、大阪の伝説の巨人もM大学でしたね。実家の横浜で沿道に出て最後の10区の応援してたんじゃないかなぁ。どうりで、M大学はシード争いしてたのに、急に失速したはずですね(11位でタスキを受け最後は17位)。
なるほど、あの失速の理由がようやく解った。これはM大学のアンカーを責められない。さすがマスターの分析は鋭いが、マスターが駅伝の監督ならあのA学院大学のH監督を凌駕して母校M大学を優勝に導けるだろう。それはかなわぬ夢だが・・・。
そういえば、マスターは相変わらずマスクをしている。
♥年末からの風邪がまだ治らないのですか?(いたわりの心で)大丈夫ですか?
♠どうしてもしゃべり過ぎちゃうんでマスクしてるんですよ。今年は1年間これで通そうと思ってるんですよ。
などと、相変わらず口は減らないようである。
今年もマスターに関しては全く心配無用の元気な寿司竜である。