寿司竜日記 2019年6月4日(火)晴れ

本日は20時過ぎの往訪である。最近にはめずらしくお客様が誰もない。お店は私とマスターと係のモノのみである(係のモノは奥に隠れている)。高級な話題は特にない・・・いつもと同じ競馬の話題・・・。また、あの悶絶の方が安田”祈念”をとったらしい・・・本当にカリスマである・・・。聞かなかったが、安田記念を祈念していたあの軍団の方は、どうだったのだろう・・・?

Hさんは、また「惜しい!惜しい!!」の連発だそうだが、マスターに言わせると、あれだけ買えば、惜しい惜しいになるのは当たり前とのこと・・・、なるほどそうだよな、あれだけ買って惜しくないケースがあるとも思えないよな・・・。

などと暫し談笑した後、そろそろ制限時間が近づき帰宅の準備をしているところへ、見慣れぬ方がお一人で来店である。初めての方ではないらしく、マスターとは普通の会話であるが、どういうきっかけか話題が鳩のことになった。よく公園に居るドバトではなく、レースに出す鳩のことである。

そのお客様は、鳩を飼っていたことがあるらしいのだが、筆者も約40数年前に鳩を飼っていたことがあり、さらに何とマスターもその昔栃木時代に鳩を飼っていたらしいのである。

数十年ぶりの鳩の話題である。3人揃って鳩の話ができるなどということがあろうか!「あのトウモロコシを干したようなエサは結構高いんだよね」「迷って家のそばにきた鳩をつかまえるには、自分の鳩を飛ばせて、一緒に鳩小屋に誘導するんだよね」などと懐かしい話題である。帰り際だったので、その程度で終わったが、このような珍しい話題で盛り上がる不思議な寿司竜の一日であった。

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