寿司竜日記 2019年6月27日(木)晴れ

本日はモルジブの国家計画大臣、環境計画大臣などと情報交換した後開店と同時、まだ明るいうちの往訪である。

めがねをズリ下げ、競馬新聞をみてカウンターに座っているかと思いきや、マスターはまじめに、忙しそうに働いている。意外な思いでカウンター内をのぞいてみると巻物が並んでいるが、雀荘へお届けするものとのことである。学生時代はよく麻雀をやったものだ。いや、麻雀しかやらなかった学生時代であるが、その時代は雀荘で寿司など頼む金があるはずも無い。麻雀をしながら寿司をつまむなど、寿司竜で競馬談義をするのと同じぐらい至福の時間である。幸せな人だなあ・・・。

などと思っていると美しい女性が一人来店である。何事かと思っていると、貸し切り予約したいとのことである。

お客様「●月●日大丈夫かしら」  係のモノ「ああその日は大丈夫ですよ」 お客様「よかったぁ」 マスター「おうい、予約かぶってないか、ちゃんと確認しろよぉ・・・」「予約入ってないか、よく見てよ。予約無なかったかぁ・・・。」

と言いつつ、「すみません、見栄張って」などと一人つぶやく。

「そうですよね。人気店寿司竜は、予約が入っていないことなど無いから、よく確認しなくてはいけませんよね。」と相づちは打たず、久々に入荷した、和歌山のとある方製造の分厚いガリをいただく。

美味しいガリと今世紀最高の鰺

静かな時間が流れてゆく寿司竜の夕暮れ時であった。

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