12連休という寿司竜史上最長の休み明け初の往訪である。休み明けを待ちかねて押し寄せるであろうシロアリで混雑する可能性が高い月曜日を避けて火曜日往訪であるが、昨日の状況を聞くと案の定シロアリ軍団が大挙して押しかけたようだ。嬉しいことである。
少し明かりが見えてきた緊急事態宣言解除後の飲食店の接客の在り方について、ネット上の評論を読むと、お客様がいらっしゃったときに、これまでと違う対応が必要とある。例えば席の間隔を離して着座をしてもらうとか、お客様に手の消毒を促すとか、お客様によっては不愉快に感じたり、面倒に思ったりすることに対して、そう感じないように上手くお話ししたり誘導することが必要とのことだ。なるほど、席の配置や消毒薬の用意など具体的な対策も大変だが、それ以上に繊細な気配りが大変でご苦労様なことだと思いながら来店したが、ここ寿司竜は何の変化もない。特に繊細な気遣いはなく、まったくコロナ前と同じである。
どんなときも泰然自若とし、どっしりしているこのあり様が寿司竜なのだ。何でもオンラインでできる時代になろうと、人工知能の時代になろうと、北朝●の指導者が行方不明になろうと、まったく変化がない。（変化があるとすれば、マスターが超々大穴を当てたときか。）
時代に取り残されているようで、取り残され過ぎて逆に先取りしているようでかえって新鮮な場所であるこの寿司竜に、次回は最近めっきりお目にかかる機会が減ったＨさんやＹさんがいる時を狙って来ることにしよう。