寿司竜日記 2020年9月23日(水)曇り

今夜は先週土曜日の大宴会に続いて営業日としては連続の往訪であるが、やはり今夜も主の来店を待つ焼酎の一升瓶が置いてあり、ほどなくHさんが、さらに暫く時間をおいて、ヒYさんの到着である。

最近騎手の川田将雅の調子が良く、日曜日の競馬でも何勝もしたらしいが、そのすべてをものにしたとかでマスターが自慢している。ルメールとリーディングジョッキーを争っている川田だが、現時点の成績は、1位ルメール141勝(3着内率0.540)、2位川田131勝(3着内率0.581)であり、大変な成績だ。

しかし、ここ寿司竜のリーディング争いも中央競馬会以上にし烈である。来店数は数えていないが、HさんとヒYさんの今年の来店数は、もしかすると141回以上かもしれない。恐ろしい。

本来その二人と激しくリーディングの座を争うはずのY大王は、最近違うスナックの方に浮気しているらしく、少し勝利数が減っている。そちらには妙齢のママが居るらしいが、こちらにも妙齢の係りの者が居る。そのスナックは諦めて、引き続きリーディング争いに加わってほしいものである。

心配なのはWさんである。最近仕事が忙しいらしく、なかなか出走の機会がない。トリコロールブルーも久しぶりに勝利したので、なんとか早く仕事を落ち着かせて、そのあとに続いてほしい。

そして、悶さんの来店である。休み明け初日の来店率は、Hさん、ヒYさん、Y大王に引けを取らない安定したレースぶりである。

結局連日ほぼ同じ顔ぶれ(それ以外には、ヒYさんの連れの方と、最近では珍しい白いワイシャツを着たバンカーらしき二人連れがいる)の、代わり映えしないと言えばしないが、無事これ名馬的な、寿司竜の楽しくおいしい初秋の一夜である。

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