週初めの雨予報がはずれたので、いつもどおり行商をやったあと7時過ぎの往訪である。
最近はもっと早い時間にしか来ていなかったので目の当たりにしなかったが、緊急事態宣言下で閉店している店が多く神田も随分寂しいものである。その中でも、一部堂々と酒を提供している店もあるその中を過ぎて寿司竜に到着すると、今日は卑猥さんが居ない。会わなかったのは久々である。寂しい。
その隙を狙ってか、手前に着座することが多い浅●橋さんが珍しく奥に着座されているのみで、落ち着いた店内であるが、間もなくHさんが到着し、またいつもの明るい雰囲気となる。
当方は残念ながら本日も持ち帰りであるが、いつも何気なく持ち帰っている折り詰め持ち歩き用の紐付きの袋を切らしているとのことから、その袋が話題となった。この紐付き袋は結構いい値段がするのである。後で調べて解ったことだが、アスクルだと200枚で15000円位である。これはシロアリがうかつに利用できる値段ではない。銀座のお店のように1万円単位で持ち帰る普通のお客様用なのである。
ということで、何気なく使っている物が意外といい値段であることから、”ばらん”など他はどのぐらいの値段がするのかと調べてみて意外なことを知った。
”ばらん”は本来生の本物の植物を模したプラスチック製品が使われているのだが、同じようにのし袋の”のし”も本来は熨斗鮑を使っていたものがどんどん簡略化されてきているとのことである。
恥ずかしながらこれは知らなかった。
ひょんな事からいろいろ勉強になる寿司竜である。