今日は休肝日にしようと決めて往訪。久しぶりにカウンターでの食事である。
正面カウンター奥に新規とおぼしき旦那さんがお一人のみであるが、初めてノンアルコールビールをいただく。アルコール無くつまみやにぎりをいただくのはこれまで記憶にないが、やはり、持ち帰りよりも旨く感じる。鰹の刺身を3切れいただいた後、ひらめ、青柳のにぎりと鉄火巻き、さらに、玉子と穴子のにぎりをいただく。ここ数ヶ月穴子を持ち帰りで注文しても、「これは暖かいうちにいただくものだから」と握ってもらえないのだが、今日は久しぶりに穴子にありつける。旨いっ。
マスターによれば、「愛情がこもってますから」とのことだが、その通りであろう。しろありに愛情をかけてくれるのは世界広といえどもここだけに違いない。感謝。
すると、卑猥さんの登場である。今日はお連れ無しとのことで、私の隣に着座される。これも久しぶりにお店で他人と会話である。
卑猥さんからは「文京区にはPのお店がすでに1件もなくなった」「コロナでオンライン授業中心となって学生が街に来ないので、学生街のPの店は大苦戦」といったP業界の話など、やはり家族間だけでは聞けない話題もあり非常に新鮮である(有意義かどうかは別であるが)。
しかし、よく考えてみると、会社という組織に属さないことになってから、家族とユーチューブそして寿司竜関係者以外には情報源がないのに改めて気づかされる。寂しいと言えば寂しいが、それでいいのだ。