とうとう緊急事態宣言解除である。宣言明け初日の10月1日は往訪できなかったので本日4日往訪となったが、待ちに待ったお客様が大挙して押し寄せることを想定して、開店直後に電話予約のうえ6時過ぎの往訪である。案の定満席であるが、本日もしっかりカウンター中程に構えるHさんの隣に着座する。奥には卑猥さんの一団の席が3席用意されており、卑猥さんより一足先に到着したさっぱりと短い髪型のお連れの方がおひとりでビールを飲んでいる。
Hさんは当然のように緊急事態宣言明け初日の10月1日にも来店したのだが、何とあのWさんもご一緒だったとのことである。先週はたまたま偶然時間がとれてたものの、次回はいつ来られるか見当もつかないWさんとのことだが、仕事が早く落ち着いてほしいものである。
そうこうするうち、一番手前にHさんも一目置くダノンにゆかりのある古参の常連さんがお見えになり、さらに悶ちゃんからも電話が入るが、悶ちゃんは満席により断念となる。悶ちゃんは最近競馬が好調で、元気いっぱいのようだ。
何はともあれ、マスターは大忙しである。何でも今週は金曜日を除いてほぼ満席で、来週も結構予約がはいっているようで口先だけでなく手も動いている。
(マスター:M)「(さっぱりと短い髪型の)この卑猥さんのお連れの方はお坊さんなんですよ。木偶の坊っていうんですねどね。」
(木偶の坊さん)「それにしても商売繁盛で儲かりますね」
(M)「いやあ、こういうのは”女のふんどし”っていうんですよ。くいこむだけってね。」
(当方)「マスター!ようやく口が踊るようになりましたね。やはり寿司竜はこうでなけりゃね。」
(M)「皆さんもこんな高級店で言いたいこと言える幸せを味わえますよね。」
本当にその通りである。
このくだらない、どうしようもない、聞いてあきれるジョークの数々を普通に聞くことが出来るのがいかに平和な時間であるのか。コロナ禍が気付かせてくれた、寿司竜の幸せでありがたい時間である。
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