今日は久々の寿司竜シロアリ会、贅沢な昼飲みである。
参加者は、座席奥から卑猥さん、卑猥さんグループのTさん、ダノンに深い縁のあるTさん、本会会長のHさん、悶ちゃんの友人のTさん、悶ちゃんである。重鎮の大王は体調不良により急遽欠席、Wさんなど他のメンバーも今日は所用のため欠席。
食事は、煮物（さといも・しいたけ・たけのこ・ゴボウ）、ホタルイカ酢味噌あえ、まぐろぶつ入りいか納豆、お刺身の盛り合わせ（とろ、いか、ひらめ、あまえび、あおやぎ、あじのたたき）、漬けまぐろステーキ、マスターお手製の玉子焼き（これが旨いんです）、にぎり（5カン）といなり寿司、デザートのいちご。お酒は飲み放題だが、悶ちゃん持ち込みの銘酒まであり、卑猥さんのお菓子、悶ちゃん得意のチョコレート、Hさんのメルヘンのサンドイッチというお土産もついている（寿司竜のいなり寿司も）。
楽しみは競馬。皆東京スポーツまたは東京中日スポーツを持ち込み、東京、阪神、福島の各レースに投票。
ダノンに深い縁のあるTさんと悶ちゃんの友人のTさんは競馬初心者で、Hさんや、マスターからいろいろ指導を受けながらの参戦である。最初に馬柱の見方から手ほどきを受ける。「・・・これが出走頭数で、これが人気で、これがポイントポイントの通過順位でぇ・・・」などと説明を受けるのだが、ダノンのTさんが驚きの声を上げる。
「こんな小さい欄に良くこれだけの情報が入りますね！すごい！！」
確かに言われてみればその通りである。ほんの小さいスペースに競馬の情報のエッセンスが詰まっているのである。今は、インターネットでレース結果などをリアルに見て、かなり正確に過去のレース状況を掌握できるが、昔はこの馬柱情報だけを頼りに馬券を買ったのである。
それに加えて、ここお寿司屋さんに居ながらにして、締め切り数分前まで馬券を購入することができるなど、競馬の進歩・進化を実感する。
そして、それぞれ思い思いに東京・阪神・福島の各レースに投票する。最大1時間に5~6レースできるので、忙しくて飲み食いしている時間も無い。今日は、Hさん同僚の若手が不在なので、絶叫に近い雄叫びは上がらないが、時々「しっ！レースが始まったから静かにして」などとマスターも力が入る。
結果はインターネットなどは一切見ず、馬柱だけで投票するマスターが数レースで的中しただけで、誰からも「よし！」という声は挙がらない。競馬の情報収集に関する進歩は、このメンバーにはほとんど影響を与えていないようだ。
やはり、世の中の進歩とは無縁のメンバーである。