寿司竜日記 2022年5月9日(月)雨 サンドウィッチマン

連休明けの初日は寿司竜係の者に所用があり、営業開始前の4時30分過ぎに往訪。外は雨が降り出している。所用とはとある機械の説明である。未だに携帯電話ももたない寿司竜の世界からするとこの機械をもちこむことはとんでもないことなのだが、いろいろな行きがかりが有り持ち込むことになったのである。この機械を持ち込んだことにより、夫婦仲や親子仲が悪くならないように気にしながら、簡単に使い方の説明をする。たまたまお客さんもいなかったので5時半頃まで、スイッチのオンオフや最低限の使い方を説明したところで、バッテリー切れにより本日の用事は終了。

ようやくいつもの世界に戻り、ウイスキーと刺身の盛り合わせをいただく。

「マスター、連休はどうでしたか?」

「いつものあの方々と一緒に競艇に行ったんですが、楽しかったですよ。随分やったんですが、ほとんど負けませんでしたね。一緒に行った2名はボロボロだったんですが、どうしたらあんなに負けるのかそのコツを聞いてみたいですよ。」

「そうですよね、本当にマスターはさすがですよね。ところで、サンドウィッチマンって知ってます?先日たまたま知ったんですけど。」

「ええ、知ってますよ、お笑いコンビですよね。結構おもしろいですよ。ネタも、相棒をどつくような下品なものではなくなかなかいいですよ。でもやっぱりお笑いは文珍ですけどね。」

などと論評しているいるとHさんの到着である。

ひとしきり週末の競馬の結果報告(きっちりNHKマイルカップは的中とのこと)のあと、久々にボクシングの話題になる。

「あの中谷潤人って、結構強いですよね。背が高いしね。」

「そういえば、ミドル級のカネロ・アルバレスが負けたらしいですよ。1階級上げたんだけどやっぱり無理だったのかな。」

「カネロも強いけど、やっぱりデュランなんかにはかないませんよね。」

「でもデュランはトーマス・ハーンズに簡単に負けたからね。」

などと会話しているとマスターが割り込んでくる。

「何か、東急ハーンズっていうのも居ましたのよね。強かったんですかね。」とDIYで一世を風靡したものの、今は凋落の一途をだどっている会社のネタでパンチを放つ。

まあまあおもしろいが、なんとなくサンドウィッチマンのネタに似ているなと思って、ふと見上げると、マスターはサンドウィッチマンの富澤に似ているような気がする。

そうこうするうち、大王が到着である。ちょうどこちらが帰るところだったので話が聞けなかったが、芸人を見る目が鋭いこの大王に、このサンドウィッチマンはどう見えていることだろう。

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