この夏の利尻山登山用にトレッキングシューズを購入した帰り5時に到着。今夜は悶絶美人の予約があるとかで、他の予約のお客さんとの兼ね合いで、配席をどうしようかと係りの者が思案していて、水と氷が出るまでにしばらく時間がかかる。
「先日ユーチューブで古い歌聞いてたら、山本コータローの走れコータローというのをやってましたよ。懐かしかったですけと、寿司竜で競馬やるようになっていま聞いてみると、歌詞にものすごく共感できますね。」
「古い歌っていえば、うちの係りの者は舟木一夫の”高校三年生”を聞いてましたね。舟木一夫は御三家と言われた一人ですもんね。」
「御三家はマスターより年上ですね。新御三家だとマスターより年下かな?」
「新御三家ってのは、野口五郎とか、郷ひろみですかね。であれば、私は新御三家よりは年上ですね。」
「それにしても、寿司竜には今夜の悶絶美人をはじめとして美人は多いけど、寿司竜のイケメン御三家といったら誰ですかね?」
「そうですねぇ・・・」と思案し、「Oさんは入るかな。あとは・・・」となかなかことばが出ない。
「Gブチ君も入るかな。あとはぁ・・・・」と苦しそうである。
「Hさんだっていい男ですよ」とHさんが登場する。以前はこのような前向きの話に登場しなかったHさんだが、最近は株を上げており、こういう場面で登場するのはうれしい。
「ミッキーさんは入らないかなぁ」と、最近来店回数でこそHさんと肩を並べるようになったが、馬券で涙を飲んだ回数が違い、マスターに評価されるのはまだまだ先のことである。
そんな話をしながら、おつまみのお刺身をいただくが、今夜はつぶ貝が入っており、これがなかなか旨い。
「このつぶ貝旨いですが、どこで採れたもんですかね?」
「海!」
まだお酒を飲んでいないのに酔ってしまう、お客さんが誰も居ない寿司竜である。