一週間ほど瀬戸内海旅行へ行っていたため、二週間ぶりの往訪。6時過ぎに到着すると、ほぼ満席のお客さんでにぎわっている。
瀬戸内海の旅では最後に少し違和感のある体験をした。香川県の丸亀からJRで岡山に行き新幹線で帰京する際、丸亀で岡山行きの列車に乗ったところ、「下り岡山行きの列車が発車します~。」と放送された。香川県から岡山県に行く場合、関東での感覚だと上りになる認識で、変な感じがしたのでチャットGPTに質問してみた。
すると、JR四国では四国が中心なので、四国を出る列車は下りで、四国に入る列車は上りということである。それはそれでなるほどであるが、やはり地方へ行くと東京では体験できないことを体験でき、それがまた新鮮だ。
しかも、丸亀駅の列車の発車音楽は「瀬戸の花嫁」である。
(1番)瀬戸は日暮れて 夕波小波 あなたの島へお嫁に行くの・・・
(2番)岬回るの 小さな船が 生まれた島が遠くになるわ 入り江の向こうで見送る人たちに 別れ告げたら涙が出たわ 島から島へと渡ってゆくのよ あなたとこれから生きてく私 瀬戸は夕焼け明日も晴れる 二人の門出祝っているわ
小さな島での若いカップルの誕生は本当にめでたいことだろう。
そんな旅行の余韻に浸りながら久しぶりに味わう寿司竜の魚は旨い。けっして瀬戸内海でいただく魚に負けるものではない。
お客さんがいっぱいで、マスターのくだらない話を聞く暇がないのもまた嬉しい。
Hさんもミッキーさんも居ない、浦島太郎になったような二週間ぶりの寿司竜であった。