寿司竜日記 2026年4月15日(水)晴れ 若手

5時10分頃到着。最近はこの時間だと外の「営業中」という木札がまだ出ていないことが多いが、今夜はきちんと「営業中」の木札が出ている。係の者の気合いが入っているようだと思いながら入店すると、すでに奥に見慣れぬ若手イケメンが二人陣取っている。新顔の若手ということで、万全の体制でのお迎えということなのだ。やはり係りの者も若手イケメンが来店するのは気合が入るようだ。気持ちはわかる。

お盆がもう一つあり、若手の予約は三名のようだが、「お連れさんを待ちますか」「いえ、始めてます。まずは瓶ビールを!」と開店早々忙しくなるマスター。

そのお客さんに取り急ぎナマコなど簡単なものをお出しした後、こちらの方に来て、「5時過ぎからお客さんが来ちゃうと夜まで体力が持つか心配なんですよ~」などと言いながら、いつもの刺身の盛り合わせを作ってくれる。

「その後Hさんはどうですか?」と聞くと、「昨日来ましたよ。引き続き仕事は忙しいようですけどね。」とのことだが、とにかく消息が解っていればひと安心だ。

「Hさんの来店回数は減りましたけど、その代わり、先日商社の勝者の方が来ましたよ。もう完全復活ですね。」とのことだだが、不思議なもので頻繁に来る人の足が遠のいたのを埋め合わせるように、しばらく来なかったお客さんが復活で嬉しい。あとは、商社の敗者の方が復活すれば、どんなにこのお店が明るくなることか。

「でも、新年度もようやく落ち着いたことかと思いますが、お店のメンバーで昇格とかはどうですか?Wさんなんかは偉くなりませんでしたか?」とマスターに聞くと

「うちのメンバーは、降格はあっても昇格なんて縁なしですね。あっても確変くらいですかね。沈んでばかりで浮かばれないし、ようやく浮いたと思ったら、それは会社の中だったなんてもんですからね。」

なるほどと思っているところに、奥のお連れさんのもう一人のイケメンが到着。次々とお酒を注文し、さらには「”ばくだん”なんてできますか?」と面倒くさい注文をしている。「うちの店流のばくだんでいいですか?」などと言いながら、納豆を出して作ってあげているが、内心舌打ちをしていることだろう。

手のかからないお客さんであるHさんや、ミッキーさん、浅草橋さんなどが心の中で懐かしくなっているに違いない今夜のマスターである。

シェアする

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。