5時過ぎに到着。まず最初に、先日ニュースで流れていたクレジット決済代行会社全東信のことを聞く。
「マスター!先日ニュースでクレジツト決済代行会社が倒産したというニュースが流れてましたが、マスターは大丈夫でしたか?」
「えっ!何!どこの会社?」
「全東信という会社のようです。」
「本当?うちも以前は全東信使ってたんだけど、確か去年の正月に違う会社にしたんですよ。」
「じゃ被害は避けられたんですね?良かったてずね。それにしても何故他社に切り替えたんですか?何か気配を感じたんですか?」
「いや、確か向こうからなんかの事情で契約を解消したいと言って来たんだよな。」
「そうですか。詳しい事情はともかく、やはり間一髪で難を避けるのは流石何か持ってますね。でもマスターのところは基本現金商売だから、どっちにしても関係なかったかな?」
「そうでもないですよ。うちも最近は外人さんが多いので結構カードの売り上げがあるんですよね。まっ、もしやられたら、Hさんやミッキーさんに乗せちゃいますけどね」
難を逃れたのはマスターではなく、Hさんやミッキーさんだったのだが、
「話は変わりますが、先日たまたまユーチューブで”お宝発見いまむかし”というタイトルで”老舗すし店で修業当時16歳の少年の60年後は”という動画が出てきたんで、ちょうどマスターと同じような人生を歩んだ人のいまむかしを興味深く見ました。中学校卒業して大阪の寿司屋に板前修行するんですが、朝4時からの飯炊きに始まって・・・、住み込みは、お店の2階の一人一畳のスペースに板前修行仲間が雑魚寝・・・みたいな内容です。マスターが見たら懐かしいと思いますよ!」
「私の住み込みは一畳に2段ベッドだったから、人口密度は私の方が上かな」
「でもその板前さんは50歳くらいで独立して三重県の松坂にお店を開き奥さんと二人で今でも現役らしいんてす。マスターも係の者と一緒に伊勢神宮の観光帰りにお店に行ってみてはどうですか?」
などと話しているところに、類似ヴィトンさん夫妻が来店。何でも今週3回目とのこと。
この方が来店すると店内が明るくなるが、奥さんの手元を見るとトレードマークのヴィトンの偽物(類似ヴィトン)ではなく、他のブランド品(本物かどうかはわからないが)のようである。確か最初に来店されたのはコロナ前だったと思うが、「俺はシロアリじゃない、俺はシロアリじゃない」と自分の会社でのポジションを弁解していたのを思い出す。確かにこの明るさと声の大きさは、シロアリというよりはヒアリだとマスターは言っている。
生活の地盤は関西なので頻繁には来れないらしいが、いろいろな用事を見つけては上京し寿司竜に来て、外人さんに押されがちな店内をがっちり日本のヒアリ流で締めてもらいたいものである。