寿司竜日記 2026年9月3日(木)晴れ コロナ前に戻った寿司竜

今夜は5時過ぎに一番乗り。いつもなら美しい女性の声で「いらっしゃいませ~」と出迎えの言葉があるのだが、今夜はその声はなく、マスターの野太い「おかえりなさい」で出迎えがある。

「係りの者はちょっと買い物に行ったんですけど、またどっかで無駄話してるんじゃないかな。いつ戻ってくるかわからないけど、ともかくお刺身は作っちゃいますね」とマスター。

確かに、係りの者は外に出ると、たまたま会った人とのどうでもいい話が長くなり、いつ終わるともない世界に入ってゆくので、いつこちらがお酒にありつけるかと心配していたが、お刺身が用意できる前に戻ってきて「あら、いらっしゃい!お水と氷ですね、すぐやりますから」と、いつもと変わらぬ美しい声に一安心である。

カウンターには赤兎馬の一升瓶とお盆が3つ。誰の予約かと聞くと、浅草橋さん、Gブチくん、そしてHさんとのこと。最近は外人さんに押されて、めったに会えなくなったので、やけに懐かしいメンバーに思えてくる。

「いやあ、久しぶりにそのメンバーと会えるかと思うとうれしいですね」というと

「会えないからそう思うんで、会ったら会ったで嫌になりますよ」とマスター。

「その3人は久しぶりですが、ミッキーさんは最近どうですか」

「ミッキーさんは今週すでに2回来てますね。」とのことで、最近外人さんに押されて来店回数が減っていたHさん、ミッキーさんも来店頻度は戻りつつあるようだ。

そこへ、予約の電話が入り、しばらくしてその予約のお客さんが到着する。

「随分久しぶりですね~」とマスター。

「そうですね、前来たときは子供が居なかったのに今はもう子供が大きいですからね。」と随分ご無沙汰の懐かしい常連さんのようだ。さらにはカウンターの奥にあったのでお盆が見えなかったが、もともと予約のあった常連さんが来店で、久しぶりに顔なじみのお客さんで店内が賑わう。

なんだかコロナ前に戻ったかのような懐かしい空気が泣かれる今夜の寿司竜である。

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