MSCベリッシマ ジャパネットクルーズ 旅の記録②

11月6日(水)今日は終日航海日。朝食は15階のビュッフェへ。外国船なので、洋食は充実しているが、それを素通りして和食のコーナーに向かう。日本の旅館ほど和食は充実していないが、それでも切り干し大根、鮭やサバの切り身など、最低限のメニューは揃っている。もちろん朝もお酒が飲み放題であるが、一日中飲んでいるのも胃腸に酷なので、朝は飲まない。

午後はビンゴゲームに参加。一枚の紙にビンゴカードが3個ついているカードを3枚(計9個のビンゴカード)を購入し、抽選会場へ向かう。100名以上の方が参加している。最初にビンゴになった人には相応の賞金と商品がでるが、10コールにもいかないうちに当選者がでてしまう。はっきり覚えていないが賞金は100ドルだったか。つづいて、二人目三人目のビンゴに進むかと思ったが、この船内のビンゴルールはそうではなく、最終的にすべてのカードを一番最初にめくった人が当選というルールに移行する。そして40コールのうちに全番号をめくった方はビンゴとなり、賞金は2万ドル、日本円にして約300万円である。やはりこの辺は、外国船ならではの賭博感がある。このビンゴはめったに出ることはないが、過去に2度ばかり当選があったとかで、会場はがぜん目の色が変わる。しかし、案の定、40コールでの当選者はなく、300万円ゲットは夢と消えた。が、ここからはともかく最初に全カードをめくった方が当選という段階に移行し、賞金は確か500ドル。これでも十分に魅力がある。結局はリーチにも届かない間に当選者が出てゲームは終了。ギャンブル好きの私としてはなかなか面白いゲームであった。

つぎはスペシャルコンサート。3時45分から三味線の吉田兄弟である。いつか聞いてみたいと思っていたので、この船内で聞けるとはラッキーである。そして、5時30分の夕食時刻になったので、今日もフルコースのレストランへ向かうと、自分のテーブルがすでに6名で満席になっている。確認してみると、昨夜の樺太出身の奥様のペアは実は違うテーブルの方であったことがわかり、その方々と入れ替わって着座する。本日新たに隣り合わせた方は、福岡県にお住いのご夫婦で、クルージングは初めてだが、最後の寄港地鹿児島で下船し、東京には戻らず福岡にもどるとのことである。今夜はドレスコードがフォーマルで、その方はスーツに菊の紋のようなバッジをつけている。どんなお仕事かと聞いてみると、議会の議長をされているとか。お名前も伺ったので、あとでネットで調べてみると福岡県のとある町の議長さんであったことが分かった。

食後は無料のショーに出かける。今夜は軽妙なトークを交えたジャグリングなどの芸人のショーで、なかなか楽しい。その後カジノバーでお酒をいただいて、カジノでスロットマシン。あっというまに20ドル擦って今夜は終了。

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