11月7日(木)函館港着。ビュッフェで和食の朝食をすませ、下船。ジャパネットクルーズの特徴である循環バスで函館駅で下車。歩いてすぐの”青函連絡船記念館摩周丸”に入館。稚内から上京するときそして東京から帰京するとき何度も乗った青函連絡船である。なつかしい。青函連絡船の初期のころは、港から艀で連絡船に乗り移ったとの展示があったが、私の祖母が秋田から北海道に渡ったときは、その連絡船だったろうか。
摩周丸見学の後は、有名な朝市を抜けて函館駅からタクシーで函館山へ。当初は函館山のロープウエイに乗車予定だったが、定期点検のため運休となっており、タクシーでの移動となる。山頂から帰りの足がないので、タクシーにそのまま待っていてもらい、夜景は100万ドルと言われる山頂からの眺めを楽しみ、再びタクシーで金森赤レンガ倉庫へ。ちょうど昼時だったので、函館ラーメンのお店の行列に30分ほど並んで塩ラーメンをいただく。やはり、本場のラーメンは美味しい。
その後は、北方民族資料館、函館博物館など北海道ならではの施設を見学し、循環バスで船にもどる。乗船時には改めて手荷物の検査等があり、やはり外国船での旅ならではの経験をする。
5時半からディナーの時間だが、遅めのランチでまだおなかがすかないので、今日はディナーではなくビュッフェへ行くことにし、ピザなど適当につまみながら、一杯やる。そして、今夜は有料のショーと無料のショーを両方見る。有料のショーはアクロバティックな動きがあるミュージカルのようなショーで、無料のショーはイタリア人の歌手によるカンツォーネである。フニクリフニクラなどイタリアの曲のほかに、日本語でマイウエイなども披露する。マイウエイの詩は人生晩年の感慨を詠んだものだとすると、今クルーズ船に乗っているお客さんはそれぞれ感慨深いものがあったのではないだろうか(クルーズ船乗客の平均年齢は70歳半ばと思われる)。
食事やショーの合間合間にはやはりカジノバーでお酒をもらってカジノのスロットマシン。すぐにお金が無くなる(涙)。