またコロナが不穏になりつつある状況の中、マスターの感染を心配しながら、同僚と待ち合わせての往訪。今夜は珍しく閑散としており、7時現在我々2名の他は我らがHさんと、持ち帰りの折を取りに来た、あしたのジョー実写版にも出演しているボクシングに超詳しい方のみである。
(ワタシ)「マスター!そういえば羽生結弦が引退らしいですね。」
(マスター)「羽生結弦はイケメンなんだけど、何となく好きじゃないんだよね。」
(ワタシのツレ)「爽やかそうな笑顔を見せながら本当は何を考えているのか解らない感じがします」
(マスター)「そうそう」
(ワタシ)「マスターからみてイケメンは俳優なら誰ですか」
すると”イケメン”という言葉に反応して係のモノが奥から出てきてHさんのそばに来る。
(係のモノ)「ワタシは東出昌大かなあ」と正統派イケメンの名を挙げ、「ワタシも結婚するまで随分イケメンを待ったモノよ」と若かりし頃を偲ぶ。
全員が思わずカウンター内の板前を見る・・・納得する。
(ワタシのツレ)「東出昌大もよかったんだけど、浮気の後の対応が今ひとつでイメージダウンですね」と否定的見解が出る。
(マスター)「やっぱり堤真一かなぁ」
(ワタシ)「そうですね。堤真一はいいですね。」
堤真一のどこがよいのか、ことばで説明があったわけではないが、居合わせたモノから反論は出ない。”イケメン”というよりは”三枚目”に近いような気がするが、寿司竜においてはこのレベルがイケメンということでよいのである。
そんな話をしているところへ、イケメン好きの悶ちゃんが来店だが、悶ちゃんからみたイケメンについては次回のお楽しみである。