少し早めの5時過ぎに到着。久しぶりにどなたも居ない静かな店内。先週土曜日にボクシングの東洋太平洋タイトルマッチに誘われたが所用のためお断りしたことを詫び、当日の状況を聞く。
「先週はせっかくのお誘いだったのに、行けなくて申し訳ありませんでした。で、結局どなたが行ったのですか?」
「結局、私とHさんの二人だけでした。試合は夕方からだったんで、後楽園で馬券買って楽しんでから後楽園ホールに試合を見に行ったんですが、前座からワンランドKOが続いて、面白かったですよ。そうそう、その競馬なんだけど、Hさんが好調で、また勝っちゃったんですよ。今年は当たってばかりで、どうなっちゃってるんですかね。」
「何か不気味ですね。運を使い切って、病気にでもならなければいいんですけど。」
などと、年初から競馬が当たったぐらいで、Hさんの身の上を心配する優しい二人。
その後、一昨日久しぶりに来店した超絶美人(妹)の話題になる。
「超絶美人(妹)から久しぶりに寿司竜に行きましたって報告があったんですが、少なくとも温泉行く回数くらいは寿司竜に来なけりゃ駄目ですよと叱ったんですよ。そしたら、最近満席なことが多くて・・・などと言い訳してました。確かに、最近満席が多いですもんね。大相撲よりも満員御礼の回数が多いんじゃないですか?」
「そりゃ当然ですよ。大相撲より、役者がそろってますからね。」
と言われて、大王を思い出すが、そんな話をしているうちに、銀行員とおぼしき一団が到着。数名の男性の中に、紅一点女性が居るが、早速マスターが「あら、綾瀬はるかかとおもったけど、違うんですね」などとおだてて、場を盛り上げている。
「ママ、ビールちょうだい!瓶ビールね。こちとら瓶瓶だぜ~」などと最初から綾瀬はるかを中心に勢いがつく一団。
続いて5人前ほどの出前が入り、さらにHさんと浅●橋さんが到着。静かだったのもつかの間、またまた賑やかな寿司竜の夜である。