寿司竜日記 2024年12月11日(水)晴れ 暖房が欲しい

市ヶ谷で用事を足したあと時間調整に日本棋院に寄った帰り、いつも通り17時過ぎに一番乗り。道中寒かったこともあり、最初の一杯はいも焼酎勇知のお湯割りをいただくと、

「本当に今日は寒いですね。でもどうせなんで寒い駄洒落でもっと寒くさせてあげますね。」などと、人をもっと寒さに陥れようと張り切るマスター。確かに人を寒くすることには天才的なセンスを持っているが、これからますます寒くなる時期なので、マスターの相手をするお客さんは、この寒さに耐えられるか心配になる。

そのようななか、係りの者はいも焼酎勇知のお湯割りを出すと、開店準備の仕上げで階段を上がってゆくが、なかなか戻って来ず、そのうち、「ガハハッ!」と外からでも店内に響く大きな笑い声が聞こえてくる。どうやら近所の方と立ち話をしているようだ。

「すごい大きな笑い声ですね。でも”笑う門には福来る”ということもありますから、寒いギャグよりはいいですかね」とマスターに話しかけても「話が長いんですよね」と渋い顔。

「そんなことはどうでもいいんですが、そういえば、暫く来ていなかったイケメンのOさんが先日おみえになりましたよ。どうしたのかと聞いたら、仕事でここに来るどころじゃなかったということです。うちのお客さんで仕事が忙しくて来れないなんてありえないはずなんですが、ともかく元気そうでよかったですよ。」

Oさんは正確にはイケメンではなく”元”イケメンなのだが、何はともあれ健康そうであることは良かった。最近消息が途絶えているのは大王のほか、引きずりさん、類似ヴィトンさんなど何名か居るが、この寒い年末健康にしているだろうか。大王や、類似ヴィトンさんなどは、居るだけで笑ってしまうオーラがあり、マスターの寒いダジャレに対する、暖房のようなものである。これからますます寒くなる季節、暖房役の方の来店が望まれる寿司竜である。

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