寿司竜日記 2025年5月28日(水)晴れ 胸キュン

この夏に50年ぶりに利尻・礼文・稚内に旅行に行くという、以前勤めた会社の先輩の事務所に寄り、利尻・礼文の高山植物談義をした帰り5時半ごろに到着。

今夜は最近では珍しく他に予約のお盆がない静かな店内。

「いやあ、昨日はにぎやかでしたよ。Hさんやミッキーさんは言うに及ばず、類似ヴィトンさんなんかも居て、シロアリ勢ぞろいでした。しかも、今度の土曜日は、Hさんミッキーさんに加え浅草橋さんと一緒に汐留行くんですよ。楽しみだなぁ~!」とテンションが高いマスター。

「最近はミッキーさんも競馬に巻き込まれて大変ですね。」

「今回は私が誘ったんじゃなくて、浅草橋さんがどうしても一緒にってうるさかったんですよ。」

「そうでしたか。そんなに浅草橋さんに愛されているんじゃ、ミッキーさんも断れないですね。そういえば、今週末のダービーは何か来るかわからないですが・・・。」

「解る!もうピンと来ているんですよ。ただしその馬はHさんも狙っているんで、それがちょっと心配ですね。でも、Hさんは去年人気薄のダノンで当てているからダービーだけは侮れません。ところで話は変わりますが、先日ボクシングの元世界チャンピオンのNさんが来たんですよ。超ボクシングに詳しい方のご縁でお見えになったんですが、紳士でしたね。」

「パンチドランカーになってませんでしたか?」

「全然大丈夫でした。しっかししていましたよ。」

「でもスポーツ選手は先日の野球選手の米田哲也みたいなことがありますからね。昔華々しく稼いでも、いまは貧乏でわびしい生活しているとか。」

「ああっ、缶酎ハイ盗んだやつですね。プロ野球選手でも結構せこい万引きする事件が結構ありますもんね。私も昔はよく恋泥棒なんかしたもんですけどね。」などど以前受けた「盗むのは女心だけ」に続いた受けを狙ったが、今一歩である。

そこへ、二人連れのお客様が来店。なんでも25年ぶりとのことだ。ユニチカにお勤めで、25年前は上司の方と一緒だったということである。

四半世紀ぶりに寿司竜に来る気になったのはどういう経緯かわからないが、あるかどうかわからないと思っていた懐かしい店がまだあるということは胸がキュンとする幸せなことだったろう。

昔好きだった人に久しぶりに会った、そんな胸をキュンとさせる恋泥棒のような今夜の寿司竜である。

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