予定のナマコ研究会が中止となり1名で5時過ぎに往訪。一番乗りだが今夜は予約のお盆もなく静かである。
「例によって例のごとくでいいですか」とマスター。
「カツオはありますか?」
「ええ」
「シャコはどうですか?」
「シャコはないですね。店を出るとすぐ前に駐車場はありますが・・・」
今夜は切れのない気配である。
「それにしても毎日暑いですが、相変わらずお店に寝泊まりしてるんですか?」
「ええ」
「冷房はつけっぱなしですか?」
「つけるわけないじゃないですか!」
「それじゃ暑くて寝られないでしょう。」
「全然暑くないですよ。あつくなるのは馬券が飛んだ時ぐらいですよ。」
馬券が外れてあつくなるというとWさんを思い出す・・・。
「そういえば週末は参議院議員選挙ですが、どうなりますかね?」
「見通しはともかく、あのNHK党の立花っていうのはすごいですね。これまで考え付かなかった違法すれすれのことを考え出して実行するのはなかなかですよ。」
「確かにそうですね。あのひとに五分に渡り合えるのは、寿司竜では大王ぐらいですね。」
と人並み外れたセンスの持ち主の大王を思い出す・・・。
そのうち階段の外でゴロゴロ音がし出す。雷雨のようである。
丁度帰宅するサラリーマンが多くなる時間に雷雨とは厳しい。
階段から漏れてくる雷雨の音を聞きながら、常連さんの在りし日の姿を思い出す、静かにお寿司をいただくひと時である。