6時少し前に到着。ラジオで相撲放送が入っているが、ちょうど結びの一番らしい放送が絶叫で沸いている。どちらが勝ったのかはっきり聞こえないが、この騒ぎは横綱が敗れたのだろう。
「横綱が4敗じゃ、優勝ライン下がるかな。まさか4敗で優勝はないだろうけどね」とマスター。
「大の里も金星配給ばかりで今一歩ですが、もう一人の横綱がもっとふがいないんで目立たなくていいですね。それはさておき、お盆はどうなったんですか?」
「中途半端に営業してもしようがないんで、結局お盆の週は休むことにしましたよ」
「何かイベントはあるんですか?」
「墓参りするぐらいで、あとは競馬ですね。平日は大井競馬があるんで、休み中はびっしり競馬です。だけど、自宅で競馬見てると横になってみてるんでいつの間にか寝ちゃうんですよね」
自宅で競馬を見ながら昼寝とは最高の贅沢だ。
「今年の成績はどうですか?黒ボッチだらけの印象ですが」
「ダービーで3連単宛てて以来、からっきしです。あの時は回収率100%に近かったのが、今時点では80%ぐらいですかね。」
ということだが、成績はともあれそもそも週末は一日30レース近くやっていることがすごい。レース展開を読んで何を買おうか考えるどころか、機械的に馬券を買うだけでもひと手間だろうに。
「シンコを仕込むのに1時間もかかっちゃいましたよ」などと先日ぼやいていたが、馬券を予想するほどの気力・能力を発揮すれば、5分でシンコの仕込みが終わるだろう。本当に競馬に向ける情熱・気力は大変なものである。