コロナの状況が厳しいため、出店予定だった1月28日(金)のマルシェは安全を期して急遽出展中止としたところ、急な中止を心配した方から何件か連絡をもらった。そのうちの1件はこの行商開始直後の昨年の冬に知り合った稚内出身のMさんで、「今回は北見出身の方と一緒にマルシェにお邪魔しようと思っていたので出店中止は残念だけど、今回のマルシェのために仕入れたもので商機を逃して廃棄をするようなものがあれば引き取るよ」とのお言葉をいただいた。幸いすぐ廃棄をせざるを得ないようなものはなかったので、「お気持ちだけ」と言うことで終わったのだが、本当にありがたい話である。
マルシェ出店の中止そのものは大変残念であったが、このような人情に触れることができたのは商品が全部売れた以上にうれしいものである。
コロナの出口は見えないが、近くの公園の梅も少しづつ咲き始めている。その先には桜も咲くだろう。もう少しの辛抱だ。