寿司竜日記 2019年3月12日(火)晴れ

今夜は9時過ぎの往訪である。最近では珍しくお客様が誰も居ない。

ひょんなことから寿司竜の客層の話になった。当然、大会社のお偉いさんから、シロアリ軍団まで幅の広い客層がある。大会社のお偉いさんを一刀両断にすることもあれば、会社では駄目と思われているシロアリ社員を温かい眼差しで語ることもあるマスターなのだが、そんな話を聞きながら、ふとマスターがサラリーマンだったらどうなっていたろうかという思いが頭をよぎった。

そう思ってマスターを見る。体が大きく、つぶらな瞳・・・なかなかハンサムだ。大学行っていたとしたらどこのイメージだろう。東大か、早稲田か慶応か、はたまた国士舘大学か(東大も似合うけど、国士舘もいいなぁ)。学生時代は硬派か軟派か(軟派かなぁ・・・、どうやって女性を口説くのだろう・・・)。似合う会社はどこか、銀行か商社か、はたまた下町の町工場か(今が町工場の乗りだから大銀行のほうが面白いかなぁ)。どこまで出世しただろうか(大会社でも結構いい線行きそうな気がするが、もしかしたらシロアリか)。似合うのは人事部長か、営業担当役員か、それともカル●ス・ゴ●ンのように権力を振るうワンマン経営者か(人事部長だったらどんな人事をするのか面白そう)・・・。

人生にたらればは難しいが、そんなことを頭の中で肴にしながら、珍しく静かな時間を楽しむことができる夜であった。

シェアする

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。