本日は健康食品販売会社の社長と8時過ぎの往訪である。この社長は、サラリーマンを10年ほどやった後、産業廃棄物再生処理会社起業・廃業を経て、楽天のネット販売を中心に営業展開する今の会社を20数年前に立ち上げた苦労人である。
健康食品というと、大手企業のものはともかく、何となくいかがわしさがつきまとう印象をぬぐえないが、社長によれば、効く薬（食品）は確かにあり、効けば結局口コミで売れてゆくというのである。とにかく効かなければ駄目で、その社長の会社の一番の売れ筋商品は、代々秘伝の製薬方法を承継する中国人から仕入れている肝臓によい薬（食品）だ。中国人は信頼関係がないと商売はできないが、その中国人とは２０数年前ひょんなことから意気投合し、薬を卸してくれるようになったのだという。
やはり、世の中は、人脈や人間関係である。
寿司竜の常連客も、マスターという堅い軸を中心に、競馬・パチンコ・ボクシングというすばらしい趣味をともにする固い絆に結ばれている。世間の経済動向や政治動向などは全くおかまいなしに、脳が弛緩した状態で意気投合し、笑顔で談笑し、美味しいお寿司をいただくのである。これが、最も健康によい薬だ。仕事で疲れ切って寿司竜に来店しても、帰るときにはいつの間にか元気になっている、これ以上無い健康食品は、寿司竜にこそあるのである。
