行商奮闘記(2021年4月)

総括としては、本件行商と並行して始めた職業紹介事業の営業を兼ねて、以前の勤め先等ご縁のあった方々に商品持参しご祝儀的に購入いただいたことも有り、これまでで最も売れた1ヶ月ではあったが、通常の営業活動では常連さんが増えたということもなく、一進一退であった。

営業は、通常営業22日、持ち歩き営業(リヤカーを引かず、商品を相手先に持参して営業)5日、休業3日(うち雨天影響による休業3日)。天気に恵まれた1ヶ月であった。

新規チャレンジ場所としては、城北信金台東支店脇のコンビニ前が比較的ヒットすることから、他のコンビニ付近でもチャレンジ。北上野や西浅草のローソンそば、千束のファミマ前、元浅草のセブンイレブン前などであるが、うに一夜漬け、帆立ゴールドなど定番商品の他、元浅草では昆布巻き3種まとめ買いなどありがたいお客様(タクシー運転手の方)もいた。三筋のスーパー山崎そばでもチャレンジしたが、手応えはなかった。東上野のマルエツそばも含め、スーパーのそばは期待値ほど成果は出ない。

これまでの最遠方営業先として日本橋のたもとで営業してみたが、緊急事態宣言中で三越も食品売り場を除いて休館のため人通りは少なく手応えはなかった。馬道通りの老人ホームの前では、入居のご家族に面会するという札幌出身の方にご家族へのお土産として帆立燻製をご購入いただいた。このようなニーズを期待していただけに、その狙い通りになるとうれしいものであるが、その帰路、花屋敷の裏通りを通行していると「兄さん!兄さん!!」と呼び止められ、「そのリヤカーのものは売っているのか?」「はい」との会話の後、うにの一夜漬けを2個購入いただくなど、思いがけないお客様もいた。いつ誰に売れるかまだまだ解らないことばかりである。

これまで営業実績のあるところでは、城北信金前で”秋田横手出身で大正生まれ”のお姉さんに購入いただいた。沢山買ってくれようとするので、「食べきれないですよ」と言うと、「日持ちするから冷蔵庫に入れときゃいいんだよ」と3点ほど購入いただくというありがたい出会いもあった。お姉さん、長生きしてください。

これまでご縁のあった方々に対する持ち歩き営業では随分沢山ご購入いただいた。ありがたいことである。ご祝儀的なご購入という感じではあるが、それでもご購入いただくのは安い商品ではなく、うにや帆立ゴールドなど値が張ってもおいしいものである。やはり、どうせ買うならおいしいものということなのか、今後の営業活動の参考になる。

さらに、とあるお金持ちの社長さんからは、「お金はいくらでも払うから本当においしいものを届けてくれないか?そうしてくれるのなら、お客さんは何人でも紹介するよ」とも言われた。旬の礼文のうにや、本当においしいほっけなどを限定10名様などにお届けするシステムができれば・・・などとも考えさせられるのであった。

なお、1日3時間程度の営業を毎日違う場所でピンポイントで行っているだけなのに、前職でお世話になった人材紹介会社のOさんや研修講師のN先生に偶然お会いして、商品を購入していただくなどうれしい再会もあった。

相変わらず商売などと言えるレベルではないが、引き続き今後の展開を模索してゆくこととする。

ありがたい応援団

最遠方の日本橋のたもと

老人ホーム前で営業

以前お世話になった方にお立ち寄りいただく

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