ついにやった!とうとうやった!!
明大ファンが涙する・・・いつまでも秩父宮にとどまり感激に浸る・・・。
明治大学ラグビー部が22年ぶり日本一である。長く低迷が続いたが、昨年のチームから徐々に復活の兆しが現れ、とうとう今年は対抗戦で帝京を撃破し、大学選手権ではその帝京に圧勝した天理大学に勝って悲願の日本一、「前へ」の明治の復活である。
今年はシーズン前の評判が高く、練習試合でも帝京に勝ち、そのまま対抗戦、大学選手権も制すると思われたが、対抗戦では慶応・早稲田に敗れ、必ずしも順調では無かった。
しかし、最後に結果を出した。昨年の決勝帝京大学戦での敗戦、今年の練習試合での天理大学戦の敗戦、対抗戦での敗戦、むしろ敗戦があったからこそ、最後に勝てたのだろう。
表彰式後、試合に出ることができなかった選手達が駆け寄り、抱き合い涙する姿が感動的だった。伝説のOB松尾雄治氏が語る北島イズムの結晶、真のラガーマンが多かったからこその勝利なのだ。
目頭が熱くなり、上を向いて秩父宮を去る、すがすがしい一日であった。