寿司竜日記 2018年1月22日(月)雪

雪・・・雪・・・大雪である。

今日は午後から関東地方に大雪である。4年ぶりの大雪で、電車が止まる前に家路を急ぐ人が多い中、仕事に一区切りついた6時半ごろ念のために営業しているか確認の電話。とぅるるる、とぅるるる、とぅるるる・・・と呼び鈴が鳴る。もしや雪で休業かとどきどきしながら、いつもの美しい声が出るのを待つ・待つ・・待つ・・・。

カチャッ! おっ出た、営業しているようだ!とうれしくなる。「はい、寿司竜です!」という野太い声。何ぁんだマスターか、と少し落胆しつつも気を取り直し、「今日やってます?」と聞く。「こんな天気だから女房は返したんだけどやってますよ。Hさんは来ると思うんで待ってるんですよ。」何だ、ママはいないのか、とまたまた少し落胆しつつも、「じゃあこれからお邪魔します」と明るく答え、寿司竜に向かう。

今夜は、大雪の影響で他にお客様はなく、マスターと差しである。おいしいお刺身を少しいただき、ウィスキーを一口。マスターのお話が少々。そしてまた、握りをいただき、ウィスキーを一口。ピリッと辛いマスターのお話を少々。そしてまた、ウィスキーを少々。静かにゆっくりと、そしてまた静かに時間が過ぎてゆく。外は雪が降る。

これもまた至福の寿司竜の夜である。そこで一句。
雪降りて 静かにつまむ 刺身かな

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