今夜は”家で宇宙人を飼っている方”と、”最近新しい仕事を始め、新しい恋に陥りかけている方”と3名での往訪である。
”家で宇宙人を飼っている方”とは、コロナのこともあって1年以上空いた久しぶりの再会だが、飼っている宇宙人は、いただきもののシャインマスカット一房を残らずペロッと平らげたり(少し残しておいてほしかったと涙)、自宅マンションのエントランスですれ違っても全く知らないふりをするなど、お茶目でかわいいらしいらしく、その方はいよいよ「宇宙人の育て方」という本を出版するとのことだ。なかなか興味深い。
”新しい恋に陥りかけている方”とは、それほど期間を空けずの再会だが、ここ数ヶ月間の人生の変化が激しく、会うたびにまるで富士急ハイランドのジェットコースターのような上がり下がりの激しいスリリングな展開になっているのが頼もしい。次回会うときには果たしてどうなっているだろうかこれも興味深い。
ということで今夜はマスターと話をする時間があまりなかったが、最後にバックカウンターに置いてある扇子に書かれた揮毫が話題となる。日本の岸田首相の「天衣無縫」という揮毫であるが、その意味は「天女の衣に縫い目がない意から、詩文が自然でいて巧みなことや、純真で無邪気な人柄を言う。」とのことだが、やはり純真といえばHさんである。今週は久しぶりの里帰りで一週間にわたり不在ということであるが、寿司竜のバックカウンターのセンターに置くセンスの揮毫は、岸田首相でもなく管首相でもなく、そして安倍首相でもなく、やはりHさんがふさわしい。いずれ白地の扇子を用意して、Hさんに座右の銘をしたためてもらうことにしよう。やはりそれでこそ寿司竜である。
しかしHさんの座右の銘は何であろうか。これも興味深い。