寿司竜日記 2018年5月30日(水)雨

今夜はNプロジェクトの打ち合わせのため事前に予約しての往訪だが、店内は満席である。まさしく一席も空きがない。先ほど、いつものようにHさんから電話があったが、丁重にお断りしたらしい。でも、Hさんはこんな時、どこに行くのだろうか?

と思いながら、今夜は生トリ貝からいただく。少し小さめに切ってもらって、少しずつ。

寿司竜の貝ネタは、赤貝、ホタテは常時そろっており、あわび、青柳、トリ貝もある日が多く、ほっき貝、石垣貝、ミル貝、つぶなどは、ない日が多い。たまには、ミル貝を食べてみたいが、いまや幻の貝であるミル貝は、いったいいくらぐらいになるのだろう。

魚は、アジのたたき。醤油・しょうがとネギがマッチして旨い。これらとマスターのきびきびした動きをつまみに、しばらくウィスキーをいただく。

おっとそうだ、今日は、この前の土曜日に東京稚内会の総会でおみやげにもらった、ホッケの燻製を持参したのだ。マスターが好きなので、数ある稚内名物のお土産品の中から、ようやくの思いでこのホッケの燻製をゲットしてまずはマスターにと持参したのであるが、ちょうど満席のお客様にお裾分けする形となり、稚内のPRになって良かった。もうひとつ、稚内温泉の濃縮液ボトルも持参したのだが、これはあまり人気が無い。最後までカウンターの上に残っており、マスターがいやいや「これももらっていいんですか?」などど念を押してくるが、もしHさんがいたら、Hさんが引き取り役であったことだろう。いつも残り物があたるHさん、でもそうとは知らずにいつも喜んでくれるHさん、今頃はどこにいるのですか?

やはり、居ないときでも存在感があるHさんである。

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