今夜は係りの者にメールで昼過ぎに注文し、到着30分前に念押しの電話をしてあった寿司折を引き取りに18時少し前に往訪すると、入口付近に税務に詳しいMさんが陣取っている。普段なら談笑しつつお互い教養を高めあうのであるが、残念だが今夜は飲まずにさっと寿司折を引き取って帰ろうと思っていたら、寿司折はほとんど何もできていない。
お客様はMさんだけで別に忙しいわけでもないのにどうしたことかとカウンター内のマスターと奥の厨房の係りの者の様子を窺うが、何のことはない係りの者とマスターの連携が悪いのである。お互いあまり話をしないのである。話をしても聞いていないのである。
やはり、偽りの夫婦というのは本当だったのか・・・。
お客様の居る営業時間内には、そのようなことはおくびにも出さず連携しているが、お客様の目がない昼過ぎの時間帯には、話もしたくない間柄なのか・・・。
しかし、このコロナ禍にあっては、お互いに話をしない夫婦は、家庭内感染のリスクを減らすという意味ではよいのかもしれない。本能的にもっとも生存に適した行動をとっているのだ。流石である。
その点でいうと、遠く異国の地に旅立った類似ヴィトンの方々は、このお店では希少なラブラブ夫婦なので感染するときは必ずや家庭内感染するであろう。流石である。
どちらがよいのやら・・・。