リアルサロンへの道 その11(方向性の模索)

2020年10月から12月までの今後の方向性の模索期間の活動について記録する。

方向性としては再就職の道、稚内をはじめとする宗谷地方の物産販売事業の道、その他の道を検討した。(※下記方針検討のため、10月12日から27日まで利尻礼文・稚内をはじめ宗谷地方を巡回し、地域おこし協力隊の活動および宗谷地方の物産の調査を行った。)

●再就職の道:地域おこし協力隊の検討

再就職については、これまでの延長線上の就職ではなく、稚内等地方の活性化をフォローするような仕事を検討したが、地方の活性化の仕事を探すと、いたるところに「地域おこし協力隊」が出てくる。調べてみると地方創生事業の一環として総務省が多額の補助金を出し、地方が将来の定住前提の若者を雇用し、観光振興等地域課題の解決に取り組ませているのである。宗谷地方でも多数の地域おこし協力隊が雇用されていることが分かったが、地方をフォローするのであれば地域おこし協力隊を知ることが必要、それを知るには実際に就業してみるに如かずと、まずは自ら地域おこし協力隊として地方に就業することを検討した。

とはいえ、地域おこし協力隊は地方の高齢化・過疎化対策であり、若年層の将来の定住を前提としているため、基本的に若者の雇用優先である。60歳過ぎの人間の求人があるとも思えなかったが、調べてみると島根県某町の仕事は地域おこし協力隊員をフォローする仕事であり、それならば60歳過ぎの高齢者でも可能があるのではないかと思われたため応募することとした。以下はその経過である。

(9月10日)島根県某町の地域おこし協力隊の求人を確認し、ハローワークに紹介状の発行を依頼→(9月18日)応募先に履歴書等応募関係書類送付→(9月28日)応募先から書類審査通過連絡受信→(11月3日)オンライン面接対策のため飯田橋の東京仕事センターにオンライン相談実施→(11月9日)オンライン面接実施(先方副町長以下3名)→(11月18日)不採用連絡受信・・・これで9月10日以来の地域おこし協力隊への就職問題は不採用で落着

●稚内を含む宗谷地方の物産販売事業の検討

物産販売事業といっても店舗コストが賄えるほど売れるかどうか不確かのため、まずはコストをかけずに販売することとし、リヤカーによる行商を行うこととする。

(11月8日)稚内市の某課長に物産仕入れルートについて相談→(11月29日)地域おこし協力隊の応募が不採用となり本格的に物産販売事業を検討するため、紹介いただいた仕入先候補会社に取引提案資料を送付。→(12月1日)仕入れ先候補会社から協力の内諾取り付け。→(12月18日)仕入れ商品リスト整理。年始に注文で合意。→(12月24日)リヤカーを保管する場所の関係から、リヤカーではなくサイクルトレーラーによる行商とし、サイクルトレーラー・折り畳みコンテナ等販売に必要な備品類発注。

●その他の道として職業紹介事業の検討

(9月中旬)ハローワークの職業訓練の講師が職業紹介事業開業検討中であることを知り、当該事業への関与の可能性を打診。→(11月8日)共同事業として関与することに合意(地域おこし協力隊として島根県へ赴任する場合はリモートでできる範囲で参画する)→(11月20日)地域おこし協力隊として赴任しないこととなったため、東京において職業紹介事業に参画すことに決定。→(11月25日)許認可の関係含め、2021年2月1日から職業紹介事業開始のめどがつき、開業準備を進めることとなる。

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