今夜も早めの5時15分頃の到着。一番乗りかと思っていると、一番手前にちょうどお客様がおみえになったところで、二番手であった。
一番乗りの方はなじみのお客さんででいつもは日本酒の熱燗を呑むのだが、何だか今夜は様子が変で、ウイスキーを注文している。聞くと”痛風”が出たとのことである。長い人生で初めての経験で相当ショックだったようであるが、なかなか酒はやめられないので、日本酒よりは痛風の原因である尿酸値に影響の少ないウイスキーにしたとのことである。
「親指の付け根が痛くて歩けないんですよ。足を引きずってやっとここまで来ましたよ。」とその方が辛そうにぼやくと、「引きずるのはやはり人生と同じですね。」とマスターはまったくその方の辛さに同情のかけらもない。むしろ人の不幸を楽しんでいる非情の男である。しかしその方の顔をよく見ると、人生を引きずっているというのはまんざら外れではないかもしれないなどと思いながら、今日は月曜日なのでやはり話題は競馬である。
昨日たまたネット見てたら、昨年の個人馬主賞金獲得ランキングベスト10をやっていて、以下のような順位だったとマスターに伝える。
10位永井啓弐(冠名:スズカ)、9位前田幸治(ノースヒルズ)、8位吉田照哉(社台グループ)、7位前田晋二(コントレイルが活躍)、6位里見治(冠名:サトノ)、5位吉田勝巳(社台グループ)、4位野田順弘(資産額4740億円で世界727位日本11位の大富豪、冠名:ダノン)、3位松本好雄(冠名:メイショウ=明石の松本)、2位シェイクモハメド(ゴドルフィン)、1位金子真人(ディープインパクトオーナー)
マスターも”ふんふんそうだろうな”という顔をしているが、馬主という人生勝ち組の中でも、さらに勝ち組のこの方々はいったいどういう方々なのだろうか。きっと足も人生も引きずらず、軽やかな人生を全うしている方々に違いない。
コメント
馬主もいいけど女主なるものあればあやかりたいな。引きずるものさえない人生は虚しいなぁ〜