今夜も押上から向かい、5時20分ごろの到着。お店に着いてみると、まだ営業中の看板は出ておらず階段も暗い。準備が遅れているのだなと思いながら階段を下りてゆくと、すでに夫婦らしき方が奥で談笑しており、係りの者はその応対に追われている。
手前の2席を除いて予約のお盆が置かれているが、その一番手前に着座。「先週ミッキーさんは何回来ましたか?」と年間来店ペース200回を維持しているのか確認すると、「お~い、ミッキーさん先週何回だっけ?」などと厨房の奥で忙しそうにしている係りの者に聞くマスターだが、係りの者は答えない。
すると、奥のご夫婦が「2回ですね。」と教えてくれる。ということは最初の2週間で5回来店なので、月10回ペース・年換算で120回ペースに落ちたことになるが、それでもHさん並みのペースを維持しているようだ。それにしても、このご夫婦はどうやら、ミッキーさんウオッチャーらしい。ミッキーさんウオッチャーがいるとはミッキーさんも大したものであるが、このご夫婦はいったいどこまでミッキーさんの秘密を知っているのだろうか。
「でも今日はミッキーさんの予約は入ってませんが、代わりにHさんと、久しぶりのルフィーが来ますよ。ルフィーは3人連れです。」とマスター。
おお!なつかしい名前だ。通常は卑猥さんと呼ばれているが、暴走族に造詣が深く、悪事にも詳しいことからルフィーとも呼ばれている方で、一時期は来店回数でHさんと覇権を争っていたものが、仕事の都合で来店回数が激減している。これを機に、また来店回数が増えるとうれしい。
「それは楽しみですが、それはさておき、マスターもご存じの私の元同僚の美人のAIさんが、今度ペットサロンを開くことになったんですよ。北区の東十条なんでもしそちらでペット飼ってる方がいたら宣伝よろしくお願いします。」
「ペットサロンてのは何ですか?犬を癒してくれるとこですか?だったら、私の面倒を見てもらいたいな。」
「ペットサロンというのはトリーミングつまり犬のカットですね。マスターが自分の面倒を見てもらいたいと言ってたと伝えておきますよ。」
すると、店内に流れている相撲放送が大きく沸く。どうやら誰かが勝ったらしいが、「誰だろうね。この時間だから大関か横綱だけど・・・。あっ、大の里だ。大の里が勝ったようですね。でも大の里も勝ってお客さんが沸くようじゃ先が心配ですね。」とマスター。
確かにそのとおりと思っているところに、寿司竜の常連横綱Hさんが到着。マスターにどこに着座しますかと聞かれ、私の隣ではなく、先着のご夫婦の隣を選ぶ。誰しもそうだが、Hさんも美人の隣がよいようである。
さすがにHさんだけあって、その方とも初対面ではないようだが、それでもマスターに「この方は愛知県の西尾市出身で、次のこの店のマスターなんですよ。来店回数ではミッキーさんと双璧、音量はミッキーさんの半分以下です。」などと改めて紹介されている。
Hさんも「西尾市といっても話題になったのは数年前に、うなぎ屋が産地偽装していたということぐらいで何もない町ですけどね。」などとお隣のご夫婦へ挨拶をする。
今夜は寿司竜のもうひとりの横綱といわれるミッキーさんは居ないものの、その代わりにミッキーさんのウォッチャーがしっかりミッキーさんの留守を守る寿司竜である。
ちなみに、帰宅後ペットサロンのAIさんに「今日寿司竜に行って、ペットサロンの宣伝してきました。そしたら、マスターが自分の面倒見てほしいと言ってましたよ。」と伝えたら、「お店のご紹介ありがとうございます。でも私の店はおしゃべりする動物はNGなんです。」とのこと。そうだろうそうだろう。