今夜のお客様はあのボクシングに超詳しい方を含め4人のみで落ち着いた店内である。諸事情によりほぼ2週間ぶりの往訪だが、その間にも逐一寿司竜の情報は入る。先週は某シロアリの方からマスターのお誕生会の様子の報告を受けたが（アイキャッチ写真）、がらにもなく感動しているマスターである。仕事がら女性が泣くのはよく見るが、大の男が泣くのも感動である。これもシロアリ軍団のやさしさのなせる業であろうか。
さて、そのシロアリのやさしさは、ここ寿司竜ではしろありが保護され、安心してくつろげるからこそ発揮されるのであるが、社会一般にはシロアリは嫌われ者で駆除される対象である。しかし、そんな嫌われ者をやすらかに眠れと供養する塔が高野山にある。嫌われ者のシロアリですら供養されるとは日本人のこころのありようを感じさせるものであるが、一度寿司竜のシロアリ軍団で高野山に行きたいものである。