寿司竜日記 2025年11月25日(火)晴れ 新しいもの

歯科の治療後4時55分ごろに空席確認の電話をする。呼び鈴が10回程度なった後にようやく野太い声で「寿司竜でございます!」と電話がつながる。あまり聞きたくないマスターの声であるが、「5時過ぎから1名可能ですか?」と聞くと、「今日は恐ろしいことになっています。軍団が大挙押し寄せてきます。」「それはいいんですが、1名入れるんですか?」と聞くと「大丈夫です!」とのことで、歯医者からまっすぐお店に向かう。

お店に到着し、まだ明かりのついていない階段を下りてゆくと、係りの者が立っている。「いらっしゃいませ。これからお酒を買いに行くのでちょっと留守にしますね。」と水割りセットだけ用意してくれて、出かけてゆく。

水割りを飲みながら、お刺身の盛り合わせができるのを待つ。暫くして、「アジはこちらのショウガ醤油で」とバランに乗せたお刺身が出される。

「あっ!小皿が出てないですね。」とマスターが私のお盆に小皿がないのに気づき、のれんの奥に小皿を取りに行くと、「あれっ!新しい小皿がある!」といいながら、小皿を持ってくる。いつもと変わらない柄のようだが、よく見ると小皿の外周部に縁取りがあり、確かにいつもの小皿と違うようだ。

「寿司竜で新しいものは珍しいですね。いつ以来かな。酢飯を入れておくジャーを新調して以来ですかね。」と感動していると

「あれは、もう5年ぐらいになるんじゃないですか?どんなもんジャーなんてね。」とマスター。

出鼻をくじかれるダジャレだが、その後はひとしきり昨日のボクシングの試合である那須川天心対井上拓真の試合の感想などになる。

「井上に負けるようじゃ、天心ももう底が見えましたね」とマスターの評価だが、確かに天心のボクシングは何か軽いような気がする。こういう時に評価を語らせるとうるさいシロアリ大王を思い出しながら、お酒がすすむ。

そんなことをしているうちに、超絶美人とTさんのペア、ミッキーさんが来店し、さらに檸檬ちゃんの連れの方、そして檸檬ちゃん、そしてとうとう浅草橋さんまで到着、締めは悶絶美人である。

マスターのいう今夜大挙して訪れる軍団とはこれらの方々だったのだ。寿司竜のオールスターキャストと言ってもよい。

今夜は冒頭に寿司竜では珍しい新しいものに出会ったので、何か新しい、新鮮な出会いがあるかと思ったら、そんなことはない、いつもの伝統と歴史に彩られた10年前と全く同じと言ってもよい寿司竜である。

シェアする

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。