寿司竜日記 2026年2月26日(木)晴れ 疲れる

5時10分ごろ到着。未だ「営業中」の木札が出ていない中暗い階段を下りると、係りの者が奥に4~5名分の予約のお盆をセット中である。「あらっいらっしゃい!」と今夜も美しい声だが、ぬるっとした声のマスターが居ない。外で煙草を吸ってもいなかったしどうしたのかと思っていると、ぬるっとトイレから出てきて、気だるそうに「おかえりなさい」と一言。

「大分疲れていそうですね」と声をかけると

「歳ですかね。最近疲れちゃうんですよね。大好きだった玉子焼きも焼く気にならないんですよ」

「確かに歳はあるかもしれませんね」などと相槌をうっていると、寿司竜の宝であるHさんが入店。こんな早い時間にどうしたのかと思っていると

「今日は休みなんですよ」とのことで、奥に数名分のテーブルが置いてある席の中ほどに着座。どうやら奥の予約席はHさんの一団らしい。久しぶりのGブチ君とか浅草橋さんも含むようで、今夜もにぎやかになりそうだが、Hさんの表情がさえない。どうしたのかと聞いてみると

「試験に落ちちゃったんですよ」とのこと。何でも会社推奨のIT関係の試験で、100点満点中70点で合格のところ数点足りなかったようだ。Hさん得意の”惜しい惜しい”である。これはざわと”惜しい惜しい”というために点数を調整したのかもしれないが、気を取り直してマスターといつもの競馬談議に入る。トリプルコークの次戦も決まったようで、さっきまでダルそうな顔をしていたマスターもがぜん元気が出る。

「そういえば競馬の話の途中ですが、明日金曜日と来週火曜日も予約お願いします。●●君が来たいと言っているので。」とHさんが席の予約をすると、係りの者が、「ありがとうございます。それで両日とも満席です」と答える。

このところ、予約で満席の日もそこそこあり、たまに空いている日は予約なしで来店する外人さんで席が埋まるため、なかなか入店が大変だ。

マスターに「毎度毎度満席で、これでは歳でなくても疲れるはずですね」と声をかけると

「満席で疲れるんじゃなくて、客の質なんですよ。しょうもない客ばっかりで疲れるんですよね」と小声でいう。

と、そんなところへ浅草橋さんが到着。確かにマスターの気持ちがわかる今日この頃である。

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