6時に到着してみると、1階入り口付近に「明日はランチお休みします」との掲示がある。
係りの者に「入り口に明日のランチお休みの掲示がありましたけど、どうしたんですか？」と聞くと「マスターの足の先が腫れて痛いっていうんで、私も付き添って病院へ行くんですよ。」と愛する夫が心配で心配でたまらず、子供でもないのに病院へ同行する優しい係りの者。
（当方）「それは気を付けたほうがいいですね。私の親せきで足先のほんの小さな傷から人食いバクテリアが入り足が壊死して切断したのがいましたよ。」
（マスター）「昨日ウチのが包帯してくれたんだけどそれで余計悪くなったのかも」
などと、愛する妻の心配をよそにうそぶく夫。
そんな夫は足の不調はおくびにも出さず、超ボクさんのお連れさんの相手をしている。超ボクさんの到着が遅いので、どうなっているのか確認の電話までしてあげている。体調が悪くともやさしい気配りのマスターである。
・・・・・翌日日大病院での検査結果を聞いた話では、足が痛む原因は不明だが、人食いバクテリアではなさそうとのこと。一安心だ。
もしかすると、お店で寝ている間にシロアリにかまれただけなのかもしれない。そうであれば、普通の医者には原因がわからないであろうとひそかに思うのである。