先週はハワイに行っていたので、久しぶりの寿司竜。5時20分ごろ入店すると、最近には珍しく予約のお盆がない静かな店内である。
「今日は珍しいですね」と言うと、「こんな早い時間に来るのは年金暮らしの暇な人ぐらいのもんで、普通の人はまだこれからですよ。」と図星なことを言う。「でも、昨日は浅草橋さん、ミッキーさん、悶ちゃんなどいつものそうそうたるメンバーでしたよ。留守中も相変わらずの客層ですね。でもHさんは珍しく忙しいとかで来ませんでしたけどね。」
Hさんは忙しいのではなく、そのメンバーに会いたくなかったのに違いない。
「そういえば、最近元イケメンのOさんが来ないな。どうしているんだろう。でも、Oさん、浅草橋さんミッキーさんはみな同じ年なんですよね。私と9つ違いかな。」などと言っていると、ちょうどラジオの相撲中継が賑やかになる。
「あっ!また琴桜が負けましたね。いつも言っているけど、あの体型ではね。」とまたいつもの琴桜批判だが、マスターは本当に琴桜が気に入らないようだ。
琴桜はともかく、相撲では昔、花のにっぱち(28年)組なんて世代(北の湖、若乃花、麒麟児など)があったが、寿司竜の花の同期組とは素晴らしい。この3人が寿司竜の屋台骨、黄金世代なのだ。
「そういえば、我々が小さい頃は自分で力士のしこ名を名乗って友達と相撲を取ったもんですけど、今の子供たちは相撲を実際とることあるんですかね。ちなみに私はまだ横綱に上がる前の前頭の三重ノ海でした。くらいついて相撲を取ってましたね。」
とマスターに聞くが、マスターはあまり相撲は取らなかったようだ。小さいころから体が大きかったので、もし相撲を取っていたら、結構強かったのではないだろうか。もしかしたら角界に入り、大関を3場所ぐらい務めて、今頃はちゃんこ屋をやっていたかもしれない。
それはともかく、今の寿司竜のメンバーを相撲取りに例えると、誰はどの関取かなどと考えてみる。
マスターは玉鷲かな。何しろ、幕内最年長なのに相撲が若々しい。まだまだ引退はしないだろう。Hさんは健気な一山本かな。一度三役に上がってほしいものだ。浅草橋さんは誰だろう、マスターが好きな高安かな。これも一度は優勝を味わってほしいものだ。ミッキーさんはどうだろう。声が大きくて活舌の良い関取はあまり浮かばないが。あと、しばらく音信不通のシロアリ大王は誰かな。大器なのに不器用な熱海富士かな、などと思っていると、外人さんが一人で来店。どうやらメキシカンのようで、マスターがボクシングの話題を振っている。
相撲から、ボクシングへ、スポーツの話題が絶えない今夜の寿司竜である。