昼に1階からエレベーターに乗ったら、入れ違いに降りたおっさんが屁をこいた。くせ~なと思いながらそのまま乗って上に行ったら、2階でエレベーターが止まってかわいい女の子が乗ってきた。ドアが締まり上に動き始めたが、その子が怪訝な顔をしている。それはそうだ、くさいからな。
その子がじっと俺の顔を睨んでいる。屁をこいたのは俺だと疑っている顔である。俺じゃないぞ、俺じゃないぞと目で訴えるが、俺じゃないぞという言葉が出ない。誤解だ・・・俺じゃない、俺じゃないんだ、何とか疑いを晴らさなければ・・・。
俺じゃない、俺じゃない、俺じゃないと大声を上げて言おうとした瞬間、エレベーターが止まった。
誤解です、五階です。
ありがとう、俺の思いを代弁してくれたエレベーター!ありがとう!!
と、今日の出来事のマスターの報告である。お盆明け初めての往訪であったが、いつものようにHさん、Wさんが居る。外は暑いが、マスターのジョークで涼しくなれる快適な寿司竜である。