寿司竜日記 2020年12月7日(月)晴れ

本日は歯医者の帰り18時過ぎの到着である。奥には5席ヒYさんの席が用意してあるが、まだどなたも到着しておらず静かなひと時である。

今夜は久しぶりにボクシングの話題からである。ボクシングの試合といっても、今のようにユーチューブが普及するまでは、年に数回の日本人の世界タイトルマッチぐらいしか観ることができず、日本人以外の試合などはボクシングマガジンという雑誌で結果を知るだけで、どんな試合だったのかは想像するしかなかったのであるが、レナード、デュラン、ハーンズ、ハグラーなど黄金のミドル級のスターたちが覇権を争った時代の試合はもとより、バンタム級のKOアーティスト「サラテ対サモラ」の試合や、「高橋直人対マーク堀越」など本当に見たかった日本国内の好カードも今は観ることができるのである。

本当に素晴らしい時代になったものであるが、ボクシングの試合をみて感じるのはなんと言っても井上尚弥のすごさである。他の試合を見ていると、結構お互いにいいパンチがはいってもなかなかKOできるものではないのに、井上尚弥だけはいとも簡単に相手をKOしてしまう。井上のパンチだけは相手が沈むのである。いったいどうなっているのか、”ボクシングはスポーツではい。ボクシングは芸術である”と宣う大王に今度解説してもらうことにするが、同じように強かった格闘家にキックボクシングの沢村忠がいた。ものすごい勝率だったが、この沢村に対してはマスターの評価は厳しい。

「あれは八百長だからね。打ち負けてふらふらになっているのにいきなりの真空飛びヒザ蹴り一発で逆転だからね。」

「でも、ユーチューブでみるとあのローキックなどはものすごいスピードですよ!」と反論すると

「実際に観たんですか?観るとキックじゃ大違いなんて言いますよ!!」と誰でも言いそうな変なけりが入る。このレベルけりで喜ぶのは最近常連さんになりつつある類似ヴィトンの方ぐらいだろうと思っていると、その類似ヴィトンの方から予約の電話が入る。

類似ヴィトンの方はボクシングに造詣が深い方なのか、何が趣味なのか、どのような業界の方なのか、謎は深まるばかりである。

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