今日は頼まれ物を持参し久々に昼の往訪である。
1時近かったこともあり、ちょうどお客様が帰られた後で、ランチ用の飯台がいくつかカウンターに残っている中、久しぶりにチラシを注文する。
(マスター)「いやあ、昨日の安田記念は惜しかったんですよ。4着の馬が3着に来てればね」などと昨日のレースの話である。
「”惜しい惜しい”はHさんと同じじゃないですかぁ」
(マスタ-)「何を言ってるんですか、Hさんは”惜しい”ではなく”口惜しい”ですよぉ」
と、昼間でもHさんの話題で持ちきりである。
「ところで、係の者様。いつも昼営業終わって夕方始まる前まではどうしてるんですか?一旦家に帰るんですか?」
(係の者)「帰んないですよ。結構やることあって忙しいですからね。前は三越にウインドウショッピングに行ってたりもしたけど、今はもう無いですね。いずれにしてもお店に居ますよ。」
(マスター)「そうなんですよ、その時間は夫婦ラブラブの時間なんですよぉぉぉぉぉ!!」
いつも自分たちのことを偽りの夫婦と謙遜しているが、本当はラブラブでだったのだ。外も暑いが店内も暑い。
邪魔をしても悪いのでそそくさと退散することにしたが、愛を感じたいときは昼間に往訪するのがよい寿司竜である。