寿司竜日記 2021年6月10日(木)晴れ

本日も持ち帰り(寿司折り1人前とカツオとアジの刺身)である。

7時半過ぎの往訪のため、早めにいらしていた商社の勝者Oさんなどほとんどのお客様はすでにお帰りで、歓談中は男女のペア一組であった。

今夜は寿司折りができるまでの短い時間であるが、マスターと寿司談義のため「すしから見る日本」という寿司に関する本(「日本全国さまざまなすし」「すしダネのいろいろ」「すしを支える伝統の技」「進化するSUSHI」「すしにかかわる仕事人」の全5巻セット)のうち、前者の2巻を持参した(これらは図書館の「児童図書」コーナー配置本なのだが、内容は大人にも勉強になる)。

しかし、マスターは「それは係の者には見せないで下さいよ。その本に書いてあることに比べていかに私がいい加減かばれちゃうじゃないですか」と見ようとしない。

なるほど、すし業界のシロアリ職人は正直である。確かに本には通常のすしの世界が記されているが、ここ寿司竜の世界はそれとは全く別物かもしれない。

「すしから見る日本」を本当に理解するには、並行して「すしから見る寿司竜」を勉強する必要がありそうだ。今度その観点で寿司竜に造詣の深い大王にレクチャーしてもらうことにしよう(すしから寿司竜を見ようとして、すし以外のものしか見えなかったらどうしよう)。

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