6時半頃の到着である。お客様は、カンター正面奥についたて(透明でない)に隠れて1名のみだが、どなたかと思ったら、Hさんだ。
月曜日にお客さんがHさんのみとなれば、話題は高松宮記念である。かなりの大穴だったので、もしや当たっていないかと期待して聞いてみたが、やはり駄目だったとのこと。ついたてに隠れているはずである。”惜しい惜しい”を聞いても仕方が無いので、次週の大阪杯の予想を聞くと、やはりエフフォーリアは外せないとのこと。確かにこの馬は強そうだが、そこから派生して、過去の強い馬の話になる。思わずトーカイテイオーの名前を挙げると、何と、Hさんは当時トウカイテイオーで当てて、数十万円稼いだとのことである。トウカイテイオーといえば30年ほど前の馬だが、そのころはHさんも破竹の勢いだったのだ。きっと仕事も恋も競馬もすべてが自分の思うがママだっただろう。素晴らしい青春時代である。
それが最近はどうしたことだろう。少なくとも競馬で大きく当たった話は聞かない(最近Wさんは絶好調とのことだが)。
競馬が不調の原因はもしかして寿司竜だろうか。寿司竜に通う前は競馬がバンバン的中していたのかもしれない。もしそうだとすると、寿司竜はシロアリが集まることで有名だが、シロアリが集まるのではなく、ここに来るとシロアリになるのかもしれないと、ふと思った週初めであった。