これは日記なので、今夜はどういうネタをいただいたのかたまには記録してみる。文字で記録しなくても今は簡単に写真で記録できるので、写真を添付する。前半戦は白子ポン酢、げそサラダ、そしてお刺身の盛り合わせ。今日もマグロをはじめどれも美味しい。
今夜は奥に2名お客さんがいるところへ、あくせくと息を切らして檸檬ちゃんが到着する。
「一人なんですがいいですか？」などと他人行儀なあいさつで入店する。
「おお！久しぶりですね！！今年初めてかな。これで正月に来るべき人は皆顔を見たな。」と喜ぶマスター。
「ええ、来よう来ようと思いながら、結構忙しくって。それに熱なんかも出しちゃって来れませんでした。ほんと、すいません。」と檸檬ちゃん。
”忙しい”とか”熱を出す”などという、この寿司竜へ来る常連さんには似つかわしくない言い訳だ。「正月ぐらいマスターの顔を忘れたかった」と本音を言えばいいだけなのに、優しい檸檬ちゃんは、なかなか本音は言えないのかもしれない。
そんな、忙しく熱も出して体調がすぐれなかった檸檬ちゃんも、寿司竜の常連さんでもある超ボクさんが良く行くほかの店には行って、そのお店で超ボクさんと会ったらしい。「ほんと、超ボクさんは紳士ですね。素晴らしい方ですね。」などと嬉しそうだ。
「でも、マスターもボクシングはお好きなようですね。」
「そうですよ。私はボクシング気違いですからね。」と久しぶりにボクシングの話題だが、ボクシングといえばあの方を思い出す。
檸檬ちゃんの来店で正月に来るべき人は皆顔を見たというマスターだが、ただ一人見ていない方の来店が待たれる寿司竜である。