中一週空いての往訪。5時半ごろ到着すると、手前2席を除いてすべて予約のお盆が置かれており、その一番手前に着座。隣には赤兎馬の4合瓶が置いてある。
「今夜はミッキーさんは来ませんがミッキーウオッチャーが来ますよ!その赤兎馬の4合瓶がウオッチャーです。最近は週一ペースですが、ウオッチャーは外資の出身なんで英語ペラペラなんですよ。英語ペラペラといえば、このお店にくるお客さんの中で一番英語が上手いかもしれない商社の勝者の方が最近復活したんですよ。」とマスターがお客さんの最近の動向を教えてくれる。
商社の敗者の方が来なくなったのと時期を同じくして、しばらく消息が絶えていた商社の勝者の方が復活したとはうれしい。どの程度の頻度で来られるかは分からないが、月に2回は来てほしい。
そんなことを思いながら、水割りセットを待っていると、「すいません!予約なしで~~」と明るい雰囲気の女性とそのお連れの男性の方が来店。ちょうど2席空いていたので、そこに収まるが、「よかった~!」と嬉しそう。
「作法がわからなくて~」などと謙遜しているが、最近何度かランチで来店して気に入り、初めての夜のようである。
お任せのお刺身を「おいしい、おいしい」と楽しんでいると、マスターが「あっ!そのツマは残しておいてくださいね。」といつものツマの手巻きを作ってあげる。
「こんなの初めて~!」とこれまた大喜びだが、「うちで一番旨いって言われるんですよ。そんなにおいしかったですか?」「ええ!」
などとおいしいと言わざるを得ない聞き方だが、満足な反応にご機嫌なマスター。
そんなうぶな新顔さんだが、旺盛な食欲で次々と握りを平らげる。
すると「よく食べますね~。握りもおいしいでしょう。足りましたか?足りないようなら出前取りますから!」などと初心者向けのネタでうぶな新顔さんを喜ばせている。
そんな新顔さんが楽しんでいる間に、外人さんの3人連れのほか、何人ものお客さんが入店できずに涙を飲んでいる。最近は席を確保するのが大変なのだ。
そんな中にいつの間にか隣にウオッチャーがいて、富士山登山の話などが弾む寿司竜である。