寿司竜日記 2020年6月3日(水)晴れ

♪『山をくだる流れにのせて まだ見ぬ景色にあこがれ焦がれ 転がりだす石は16才 流れはおもい次第

旅をとめる親鳥たちは かばおうとするその羽がとうに ひな鳥には小さすぎると いつになっても知らない

おまえ おまえ 耳をふさいで さよならを聞いてもくれない とめどもなく転がりだして 石ははじめて ふりむく』♬

これは、中島みゆきの「小石のように」の歌詞である。何でもマスターが最も好きな曲の一つであるらしい。

この16歳の転がりだす石はマスターであろうか。あるいは、旅をとめる親鳥がマスターだろうか。

・・・耳をふさいでさよならを聞いてくれない、とめどもなく転がりだして石は初めてふりむく・・・とは、いったい何を語っているのだろう。詩そのものの意味も興味深いが、この曲を好きだというそのマスターの人生が興味深い。

この曲は、1979年に発売された「親愛なる者へ」というアルバムに収録されているが、マスターが20代後半で、青春真っ盛りのころである。神田に寿司竜という店を開くなど知る由もない頃であろうか、それとも、店を持つためにがむしゃらに働いていた頃だろうか。

たぶん何も考えずに、毎日パチンコと競馬だったかもしれない。それが、マスターなのだ、しろありなのだ!!それでいいのだ!!!

ちなみに、以下は2番の詩ある。

♬『川はいつか幅も広がり 暗く深く小石をけずる 石は砂に砂はよどみに いまやだれにも見えない

おまえ おまえ 海まで百里 座り込むにはまだ早い 石は砂に砂はよどみに いつか青い海原に

おまえ おまえ 海まで百里 座り込むにはまだ早い 砂は海に海は大空に そしていつかあの山へ 砂は海に海は大空に そしていつかあの山へ』♪

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